世帯合成法における世帯構成員の年齢と役割を考慮した初期世帯と近傍解生成法の改良

原田 拓弥, 村田 忠彦
計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2018, 富山県, 2018-11-26

Abstract

本研究では,複数の統計表と適合する仮想の世帯構成(以下,仮想個票)を合成する手法を改良する.現実と整合する社会シミュレーションを行うためには,現実の個人の属性を用いることが望まれるが,これらは容易に用いることはできない.そのため,公開されている複数の統計表と整合する仮想個票を合成する研究が取り組まれている.その中でも著者らは,複数の統計表に適合する仮想個票を探索手法の1つであるSimulated Annealing法を用いて合成している.従来手法では,初期解生成時における年齢の設定や探索時における年齢の入れ替えをランダムに行っていた.そのため,複数の統計表と適合する解の探索に多くの時間が必要であった.本研究では,夫や子供など世帯内の役割を考慮し年齢の設定や年齢の入れ替えを行う.従来手法と比較し,提案手法では統計表と仮想個票の差を約77%削減できた.

BibTeX

@misc{原田2018,
  title = {世帯合成法における世帯構成員の年齢と役割を考慮した初期世帯と近傍解生成法の改良},
  author = {原田 拓弥 and 村田 忠彦},
  howpublished = {計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2018},
  year = {2018},
  month = {11},
  address = {富山県}
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