公共施設との距離を考慮した仮想の個票へ建築の時期を付加する手法の検討
原田 拓弥, 村田 忠彦
計測自動制御学会 第14回社会システム部会研究会, 東京都, 2017-09-01
Abstract
本研究では,地図上に示された仮想個票の住居への「建築の時期」属性の付加手法を検討する.著者たちはこれまで,現実の社会と同じ規模の社会シミュレーションを実施するために,公開されている統計と同一の統計的特徴をもつ仮想個票の合成手法に関する手法を提案してきた.しかし,合成した属性は,各世帯の構成と,構成員の年齢の属性だけであった.そこで,本研究では,世帯が居住する住居への「建築の時期」属性の付加手法を検討する.「建築の時期」属性とは,各世帯が居住する住居(建物)の「建築の時期」であり,医療機関,公園などの公共施設と世帯の距離を考慮して,Simulated Annealing 法(SA法)により最適化する.SA法を用いて,統計との誤差を最小化したところ,ランダムに作成した初期解の誤差と比較して,削減した誤差はわずか4.79%であった.この原因として,距離計算の不正確さや,仮想個票の住居位置割り当て方法の問題などが考えられ,今後の改良が必要である.
BibTeX
@misc{原田2017,
title = {公共施設との距離を考慮した仮想の個票へ建築の時期を付加する手法の検討},
author = {原田 拓弥 and 村田 忠彦},
howpublished = {計測自動制御学会 第14回社会システム部会研究会},
year = {2017},
month = {09},
address = {東京都}
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