深層学習を用いた建物の利用用途判別と判別結果を用いた合成人口における世帯割り当て

辻優樹, 原田拓弥
計測自動制御学会 システム・情報部門 第39回社会システム部会研究会, 沖縄県, 2026-03-10

Abstract

近年,社会制度の分析などに用いられる手法として社会シミュレーションが注目を集めている.社会シミュレーションを行う際には,実社会を模倣したモデル作成が必要とされる.このモデル作成に使用される情報源の1 つとして合成人口データがある.しかし,現状の合成人口データにおける世帯の位置情報は,世帯が属する町丁目内の建物に無作為に割り当てが行われており,現実に即したものとは言い難い.そこで,本研究では公開されている情報や深層学習を用いて建物の利用用途を分類し,それらの結果を用いて世帯を割り当てる手法を提案する.実験の結果,建物の利用用途判別においては,87.22% の建物を正しく判別することに成功した.また,判別結果を用いた愛知県における世帯割り当てにおいては,実際の統計指標との平均誤差率を10% 未満に抑えることに成功した.

BibTeX

@misc{辻優樹2026,
  title = {深層学習を用いた建物の利用用途判別と判別結果を用いた合成人口における世帯割り当て},
  author = {辻優樹 and 原田拓弥},
  howpublished = {計測自動制御学会 システム・情報部門 第39回社会システム部会研究会},
  year = {2026},
  month = {03},
  address = {沖縄県}
}