小学校の統廃合による児童の通学への影響分析に関する研究構想

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論文情報

  • 著者:菊地皓太,原田拓弥
  • 会議名:計測自動制御学会 システム・情報部門学術講演会2023
  • 発表日:2023-11-11
  • 記述言語:日本語
  • 発表形態:ポスター発表

概要

文部科学省は公立小・中学校の学校規模や通学距離等に関する適正基準を設定しており,この適正基準を下 回る場合には,速やかに統廃合等の学校規模の適正化を検討する必要があるとしている.さらに,地域と一体と なって統廃合の適否を検討する必要があるため,各市町村が地域住民や保護者に対して, 通学距離の変化等の統廃 合による影響に関する具体的なデータや情報を提供する必要があるとしている.本研究では,小学校に通う児童 の通学状況に関して,道路距離を用いた現状分析を行う.さらに,統廃合による児童の通学距離、近隣学校の学 校規模の変化を明らかにし,統廃合の優先度を提示することにより,市町村が地域と一体となって統廃合の適否 を検討するための判断材料を提示する.