原田の研究「基盤地図情報による合成した世帯構成への位置情報の付加」が計測自動制御学会 システム・情報部門 社会システム部会で最優秀論文賞を受賞しました.

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Published in 計測自動制御学会 システム・情報部門 社会システム部会, 2017

本研究では,複数の統計データを用いて合成した世帯構成に位置情報を付加する手法を提案する.より具体的な社会シミュレーションを行うためには,現実のデータを用いることが望まれるが,現実のデータは個人情報であるため安易に用いることはできない.これまでの世帯合成手法の研究において,世帯構成員が保持する属性は,年齢,性別,所属する家族類型,世帯の役割,親族関係の 5 つであった.様々なモデルにおいて合成した世帯構成を活用するためには,他の属性を付加しなければならない.本研究では,合成された世帯の属性に位置情報を付加するために,3 つの手法を提案する.町丁目の属性を付加する際の誤差は多いものの,合成した世帯構成に建築物が存在する位置情報の属性を付加した結果を示す.

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